世界の地域は六つ州に区分できます。
アジア州、アフリカ州、ヨーロッパ州、北アメリカ州、南アメリカ州、オセアニア州。
また、それぞれの州にはさまざまな独陸国が存在しています。
第二次世界大戦後の1945年10月、国際連合が発足しましたが、当時国連に加盟していた独立国は51か国だけでした。
当時は、アフリカやアジアには列強の植民地として独立していない国がたくさんあったのです。
大二次世界大戦終結後、ほとんどの国は独立し、2011年には193か国が国連に加盟するようになりました。
また、この間に、ソ連やユーゴスラビアのようにいくつもの国に分裂したり、国名を変えた国もあります。
それとは反対に、EUヨーロッパ連合のように、地域統合を目標に掲げているところもあります。
オーストラリア8387㎢やスイス41277㎢、シンガポール699㎢は小さな国ですが、せかいで小さな国はバチカン市国0.44㎢で東京デズニーランドくらいの規模しかありません。
バチカン市国はイタリアの首都ローマにありますが、そこにはローマカトリックの総本山でローマ教皇が住んでいる場所なので小っちゃくても国扱い・・・なのでしょうね。
反対に一番大きな国はロシア連邦で、世界陸地面積の8分の1弱を占め、東西にとても広いので9の時間帯が設けられています。
さらに、カナダやアメリカ合衆国、中国やブラジルなどは日本の20倍以上の面積があります。
それでは人口はどうでしょう。
世界の人口はおよそ70億人ですが、その中でアジアが占める割合は6割ほどです。
シェアの大きい理由は、世界で一番人口の多い中国13億人と二番目に多いインド12億人を含んでいるからです。
人口密度で見ると、日本やドイツフランスなどヨーロッパの先進諸国、インドやバングラディシュなどが高く、ロシア連邦やカナダ、オーストラリアなどが低くなっています。
スリランカの南西に位置する、インド洋に浮かぶ珊瑚礁の島国モルディブは水没の危惧に晒されています。
標高が最も高いところで2.4mといいますから、サイクロンなどに襲撃されたらひとたまりもありません。
また、研究者によると海面が1m上昇すると国土の8割が失われるということで、近来の地球温暖化の影響により国土の消滅が危惧されています。
島民の海外移住が現在検討されているそうです。