分数を含む一次式の加減
次の計算をしなさい。
① (x-3)/3-(x-1)/4
分母の3と4の最小公倍数12を共通の分母にして、それぞれの分子を4倍、3倍する。
={4(x-3)-3(x-1)}/12
分子を展開する。
=(4x-12-3x+3)/12
分子の同類項をまとめて整理してから、約分できるかどうか検討する。
=(x-9)/12
xの前に省略されている係数1と9と12の最大公倍数は1なので、これ以上約分できない。
② (6x+y)/2+(5x-y)/6-(4x-2y)/3
分母の2と6と3の最小公倍数6を共通の分母にして、それぞれの分子を3倍、1倍、2倍する。
={3(6x+y)+(5x-y)-2(4x-2y)}/6
分子を展開する。
=(18x+3y+5x-y-8x+4y)/6
分子の中の同類項をまとめて整理する。
=(15x+6y)/6
3つの係数、15と6と6を、その最大公約数3で割って約分する。
(5x+2y)/2
③ (5x+2y-1)/3-(x+2y+2)/2-(x-2y+1)/6
分母の3と2と6の最小公倍数6を共通の分母にして、それぞれの分子を2倍、3倍、1倍する。
={2(5x+2y-1)-3(x+2y+2)-(x-2y+1)}/6
=(10x+4y-2-3x-6y-6-x+2y-1)/6
分子の中の同類項をまとめて整理する。
=(6x-9)/6
3つの係数、6と9と6を、その最大公約数3で割って約分する。
(2x-3)/2