(+5)+(+2)、(+5)+(-2)、(+5)-(+2)、(+5)-(-2)など、式の中にある+や-の演算子の役割の話をします。
+演算子は、その後に続くカッコ内の数に「符号の方向にあなたの数だけ進みなさい。」と命令します。
命令を聞いた(+5)+(+2)の2は、プラスの方向に2進んで7に到着します。
また、(+5)+(-2)の2は、マイナスの方向に2進んで3に到着します。
一方、-演算子は、その後に続くカッコ内の数に「符号とは反対方向にあなたの数だけ進みなさい。」と命令します。
そこで、-演算子に命令された(+5)-(+2)の2は、プラスとは反対のマイナス方向に2進んで3に到着します。
また、同じく-演算子に命令された(+5)-(-2)の2は、マイナスとは反対のプラス方向に2進んで7に到着します。
以上のことから次のことがわかります。
$+(+▲)=-(-▲), +(-●)=-(+●)$
$▲と●$は数を表します。
そして、このルールはどんな数にも適用できます。