連立方程式は、
二つの文字(
の中に入る数が何か?
を調べるナゾナゾだ。
式は二つ与えられるが、
まず、知っておかなければならないのは、
二つの式の
一つ目の式の
一つ目の式の
ということ。
同じ数が入るのだから、
文字の前についている符号いかんで、
引いたり足したりすると、
その文字が消えてしまうので、もう一方の文字だけの等式になるから、
その文字に隠された数がなんだかわかる、
そんな仕組み。
まあ、こんな風に文章でごぎゃごちゃ書いても、
わかりにくいだろうから具体的な例を示すと、
例えば、次のような連立方程式を解くときは、
①の
①から②を引くと、どちらの
わからない文字は
イコールの左側どうしを引くと、
イコールの右側どうしを引くと、
左側どうしを引いた数と右側どうしを引いた数は同じ。
(だって、
だから、
①に入れると、
②に入れても、
どっちかの文字を消して、もう一方の文字だけの式にして、その文字に隠された数を求め、それをどっちかの式に入れて(代入という)、残りの文字に隠された数を当てる!
それが連立方程式。
じぁ、これはどうする?
連立方程式にはいくつか解き方があるけれど、
昨日Y君に話したように、
問題解くときは、どんな場合でも、与えられた二つの式を、
と、直してから考えるといいよ。
ここで、作戦を考えよう。
①の式の
②の式の
引いたら
そしたら、
やってみる。
①の両辺に3をかけると、
(
②の両辺に4をかけると、
③から④を引くと、
自信がないなら、②を使って検算するべし。
どうよ?